捕獲確認法や脱皮殻などによるフィールドサイン法、トラップ法を基本として両生類相・爬虫類相の把握を行います。また、両生類では卵嚢や幼生の確認調査を実施し、生息種の繁殖状況について把握します。

現地で得られたデータをもとに貴重種の繁殖環境調査や採餌環境調査を行い、調査地域における利用環境を把握します。種類によっては卵嚢数や幼生の個体数調査を行い、より詳細な生息状況について調査します。

調査で確認された両生類・爬虫類の種ごとの利用状況と、調査地域の立地・植生環境などから、その地域の両生類相・爬虫類相について評価を行います。

確認結果と調査地域の立地と植生環境などから種ごとの利用状況を解析し、繁殖環境や採餌環境等の利用環境について評価を行います。

調査結果をもとに、事業計画に伴う種ごとの影響予測を解析・評価いたします。また、必要に応じたミティゲーションについて提案します。

種ごとに調査地域の利用環境を把握し、調査地域のビオトープマップを作成致します。

貴重種や両生類相・爬虫類相を保全・回復するために必要な基礎調査を行い、具体的な保全対策や、生息環境を回復させるための計画案を提示します。